英語最終学歴高校まで・留学経験なし・純ジャパニーズの筆者が、塾なし・高額教材なしで、次は次女むぎの小4での英検3級合格をサポートした体験をシェアします。

はい。
お察しの通り、むぎさん実は、1度3級落ちました!!泣
2度目の受験での合格となりました。
1度目の受験は、一次通過後まさかの二次落ちという結果に終わってしまいました。
二次試験の合格率は約90%ではなかったのか!?
練習不足?いやいや30回は練習した(一発合格のここさんは20回ぐらい、そう、ここのときより頑張った)なのに、、何故!?
面接、当たりはずれある説
めちゃくちゃ負け惜しみや言い訳をぶちまけているように見えるのを覚悟でお伝えすると、場所と面接官が良くなかった!!泣
終わったあとの本人談によると、面接官との距離がかなり遠く、その面接官が高齢で声が小さく、さらに咳き込むこともあって聞き取りにくかったそうです。
あと問題も難しかったそうです。(いやこれが一番の敗因じゃね?という鋭いツッコミはただ今受け付けておりません)
そして結局合格点に3点足りず、不合格となりました。
3点!!
353点合格でむぎは350点でした。
しかもアティチュード(態度)は3点満点中2点でした。
めっちゃ気をつけてたのに、何故!?!?
聞き取りづらいジジイにイラついちゃって態度に出たのか?
うむ、むぎなら有りうる。
いや、実はもう1つそうかもなポイントがありました。
他の受験生全員(同じタイミングで受けた5人ほどですが)、面接の部屋をノックしたあとに「May I come in? 」と聞いていたそうです。
むぎは気がつきながらも結局何も言わずノックのみしたそうです。
知らなかった・・!
その一言が点数に影響したかはもちろんはっきりしませんが、どうせ受験するなら覚えて言ってやりましょう。
May I come in? (入ってもよろしいでしょうか?)です。
我々も2度目の受験では言えるように練習しました。
さらに声が小さい面接官に対してですが、「はっきり聞こえません」と英語で言って聞き返すと、減点対象にならないそうです。
受験料6900円をまた払って同じ目にあってはたまらないと、実は私、2度目の受験の前に英検のサポートセンターに問い合わせました。
(もちろん冷静に上品に問い合わせ致しました)
するとそのサポートセンターのお姉さんが親身に話を聞いてくれ、現場の方々に伝えてくれると約束してくれ、そして上記のことを教えてくれたのでした。
面接官の声が小さく聞き取りづらい時は、
Excuse me, I can't hear you clearly. Could you say that again?
(すみません、はっきり聞き取れません。もう1度言って頂けますか?)
こう伝えましょう。
ちなみに受験失敗を初めて経験したむぎさん本人はというと、びっくりするほど気にしていませんでした爆
結果を伝えると、あーやっぱり(てへぺろ☆)てな感じでそのあと元気にゲームしてました。
がっくり落ち込まれるのも、それはそれで見ていてかわいそうで面倒ですが、ここまでさっぱりされるとなんだか親だけ必死な感じがしてちょっとむなしくなりました、、。
いやお前の英検な。
お前の将来を思っておかん必死に時間と手間と精神力を我が身から削いで削いで削ぎ落しながら毎日毎日まいにち、、、
大丈夫です。
一連のそれちゃんと飲み込みました。
まさに修行な様を呈したむぎさん1回目の3級結果発表でしたが、その結果も含めてなんとかしっかり飲み込み乗り越えました。
(誰がなんと言おうと自分に拍手!)

2度目の面接会場~あれ、前回とちがう①~
個人的には3回目の3級の二次試験となりましたが、結局全て違う会場での受験となりました。
むぎさん2度目の二次は、毎回一次を受ける大学で行き慣れた場所でした。
ちょっとほっ。
ちなみに時間は、ここのときは午前でしたが、むぎのときは2回とも午後の時間帯でした。
そして今回が一番人が多かったです。
3級だけでも40人ぐらい順番を待っていて、面接までの時間も一番長かったと思います。
長かったと断言できないのは、今回初めて、受験票の記入のサポートが終わった保護者はすぐに待合室を出ていかないといけなかったからです。
これには少し困りました。
ギリギリまでくっついているつもりだったので、むぎは手ぶらで、筆記用具や水筒などを入れるかばんを持ってきてませんでした。
待合室には3級の面接を待つ私史上最大の人数。
これ30分以上待つ感じじゃね?
待つならせめてお絵かきができるようにと、なんとかむぎを説き伏せて筆記用具だけ押しつけて待合室を出ました。
そこで見た限りかばんを持ってない子なんてうちの子ぐらいだったので、いちいち皆さんに伝えるまでもないかとは思いますが、別行動を想定して、かばん、お子さんに持たせて下さい。
2度目の面接会場~あれ、前回とちがう②~
そのあと案の定30分以上経ってからむぎさんが帰ってきました。
明るい表情でいつものダッシュ。(彼女は歩くということを知りません)
「今回はいけそう!」
聞きたかった言葉、聞けました。(よーかったー!!)
そのあとむぎから面接の様子を聞くと、驚いたことに、「私の声が聞こえますか?」と面接官が確認してくれたと言うのです。
ここのときも、むぎの1回目も、そんなことは聞かれなかったそうです。
え、私?私の電話のおかげ?
と、真相はどうあれちょっと嬉しいできごとでした。
もしまた何かあったら次も電話します。
もちろん丁寧に。
ちなみに今回も日本人で男性だったそうです。
めちゃくちゃ聞き取りやすく、問題も簡単だったとのことでした。
むぎさんは前回の不合格からさらに練習を積んでの受験だったので、もしかしたら本人の実力が向上した結果の今回の面接の印象だったかもしれませんが、私、こう思わずにはいられません。
やっぱり面接当たりはずれあるくね?
面接官然り、問題然り、もちろん相性などもあるかとは思いますが、運って大事だなーと感じる今回の一連のできごとでした。
Newライティング+1問について
この見出しの字面を見ると、つくづく日本語って難解だなと思ってしまいます。
はい、すぐ横に置きますね。
今回初めて追加されたライティング問題(Eメール)に挑んだ感想を付け加えておきます。
結論からお伝えすると、大したことないです。
書く単語数も15~25語と少ないですし、2つの質問に短く答えるだけなので、もともとあるライティング問題に比べると簡単です。
学習するステップとしてはこんな感じでしょうか。
①疑問詞のおさらい
5W1Hあたりはもうばっちりだと思うので、例えば What time(何時)や How often(どれくらいの頻度)、How many(どれくらいの数)などちょっとトリッキーなやつらの答え方をしっかり練習します。
②決まった形を決めて、規定の文字数で書く訓練
「1つ目の質問の答え . Also, 2つ目の質問の答え . 」
この形で、必ず規定の文字数に収まるように意識して練習します。
③書けなかった単語を練習
必ず出てくるので、書いたり口に出したりして、書ける単語を増やしていきましょう。
あとは②と③をくり返します。
こんな感じで進めていけば問題ないかと思います。
宿題や習い事などがあまり負担になってないようであれば、今日は従来のライティング問題、明日はこのEメール、明後日は従来のやつ、のように毎日交互に練習してみるのもいいかもです。
過去問やネット上の問題をフル活用しましょう。
ライティングの能力はスピーキング能力の下支えになる大事な部分なので、2問ともしつこいぐらいに練習してもらって下さい。
後日談
2度目の受験で無事合格を勝ち取り、その次の週末に学校の宿題で日記が出たので、むぎさんは今回3級に合格したことを書きました。
むぎの担任の先生は熱血でまめな先生で、日記を書くといつも一言コメントを添えて返してくれていました。
むぎが1度目の受験で失敗したことも、もちろん本人から報告済でした。
日記を提出してすぐ、むぎが日記帳を持って帰ってきました。
どんなコメントを書いてくれているかとちょっとわくわくしながら日記帳を開くと、なんと1ページまるまる使って、でかでかと熱いメッセージが書き込まれていました。
「1度失敗したにもかかわらず、諦めずに立ち向かってやり遂げて、この経験はむぎさんにとって素晴らしい、、、」
は、恥ずかしい、、!!
受験の失敗をてへぺろ☆で済ませる我が子にはもったいないお言葉。
さらに私も実は、まあいっか☆な部分がかなりあったむぎさんの3級受験だったのです。
レモネード家初!海外旅行☆
いやなんやいきなり海外旅行て!!
はい。
実はむぎの合格発表のすぐあとに、オーストラリアのケアンズ3泊5日の旅を満喫したのでした!
海外なんて新婚旅行以来で、しかも個人旅行のため予約から日程まで全て私が手配した旅行だったので、もう不安と期待で正直子供の英検どころではなかったのです。
こんな円安で物価高の時代に海外旅行とかセレブかよ
いえいえ、我らレモネード家、賃貸暮らしの車は軽の1台持ち(我々が住む地方では車は1人1台が多数派)、さらにヘアカット&ヘアカラーはセルフ、週末や祝日はほぼ引きこもりという、家計のサイズが極小な庶民オブ庶民です。
そんな庶民な我々が海外旅行という巨額投資に手を出した理由、それは子供たちに海外を身近に感じてもらうためでした。
っていうのはついでで、私が、行きたかった!!
きっかけは関西ローカルのテレビ番組「リア凸ウエスト」でした。(今は深夜に放送しているWEST.がMCの番組です)
編集のキレ味とばかばかしさが好きでよく夫と観るのですが、たまたまインドネシアのバリ島の特集を放送していて、思っていたより安く行けそう、アヤナリゾート泊まってみてえ!と思ったのが最初でした。
ですがバリは最寄りの関西国際空港から直行便がなく、行きたい時期は雨期で、さらに調べてみると映えスポットばかり出てきて子供向きではないなと断念。
インド洋でのサンセットディナーはそそられましたが。
インド洋、、(ほわっ)いつか行ってみたい、、!
ここで諦める手もあったのですが、一度海外に行けると思ってしまうともう止まりませんでした。
シンガポール、、物価やばい。じゃあマレーシア、、くっ直行便がない。
オーストラリア、、お、ケアンズ常夏で直行便あり!
ということで半年前のブラックフライデーセールでまず航空券をおさえました。
む、このままではこのはしゃいだテンションで1から10までどうでもいい情報を皆さまに延々垂れ流して終わりそう、、。
いけない、ここで私が伝えたいことは、海外旅行って思ってるほどハードル高くないですよってことなんです。
一番気になる費用面ですが、H〇SとかJ〇Lとかで申し込むと我々の日程で家族4人の旅行代だけで(ほぼ食費入ってなくて)120万を軽く飛び越えてくるんですが、個人旅行だとパスポート作ったりキャリーケース買ったりなど準備でかかったお金も含めて90万ほどに収まりました。
しかもホテルを奮発してこの金額だったので、節約しようと思うともっと安く済ませられるかもしれません。
予約もほぼ日本語でできるようになってますし(ホテルはアゴダ、アクティビティは日本人用のサイトがありました)、現地ではどこに行っても日本人を見かけるほど日本人だらけでした。
ただ英語ナシでも行けるかというと、英語(ちょっとでも)しゃべれてよかったという場面は多々あったことをお伝えしておきます。
ですがユーチューブでもSNSでも、シチュエーション別の英語の会話例がたくさんあるので、それを見て練習して行くとなんとかなると思います。
ディ〇ニーランドやU〇Jなんか泊まりで行くと、2、30万ぐらいあっという間ですよね。(両方家族で行ったことないですが)
それを何度か我慢して、海外旅行を選択する。
お子さんにとってはテーマパーク以上に価値のある経験になること間違いなしです。
我が家の娘たち、特に長女のここは、次はシンガポールに行きたい!と海外に興味を持ってくれたようです。
今回の投稿主役の次女むぎは、飛行機がしんどかったとそればっかり言っていますが。
海外旅行となると長距離移動は必須なので、お子さんがある程度大きくなってからが体力的にもおすすめかなと思います。
ちなみにパスポートですが、お子さんが11才までだとお子さんの分は約6000円で作れます。
12才以上だと大人料金になってしまいます。(有効期間5年で約11000円、10年で約16000円)
そして18才までは10年のパスポートは作れないという不都合。
まあ12才以上だと現地で体験できるアクティビティの幅は広がるかと思うので、それぞれのご家庭でベストなタイミングを見極めてみてほしいと思います。
何より今回の旅行で、私はやっぱり海外が好きなんだなと実感しました。
国内旅行では味わえない、まさに冒険をしているかのようなドキドキや、現地の人たちとの交流、さらに見たこともない植物や動物に、旅行中は興奮しっぱなしでした。
次は1人ででもトルコに行きたい、、!
そう、私、海外旅行にハマってしまいました。
航空券を取ってからの半年間、旅行のことを考えたり準備をしたりする時間がすっごく楽しかったんですよね。
もちろんしょっちゅう海外に行くなんて金銭的にまず無理ですが、ここいいな~あそこも行きたいな~と妄想する時間はなかなかに至福のひとときです。
なんだか自分の世界が広がった気がして、そっか、私の人生まだまだこれからだなと前向きな気持ちになれるように感じます。
そんな私、もとい私たちの旅行体験は改めて違う投稿でお伝えしたいと思います。
こちらではいいことばっかり書きましたが、そりゃあ実際うまくいかなかったり失敗したりもありましたわよ。
近々アップしますので少々お待ち下さいm(__)m
、、そう、これはむぎさんの3級体験報告でしたね。
悔しい思いはしましたが(私だけ)、なんとかむぎも3級を突破できてよかったです。
次は長女ここの準2級挑戦です。
引き続きがんばります!
ここさんの3級体験談はこちらからどうぞ。
これまでの5級、4級の経験談、まだご覧になってない方はこちらからどうぞ。