
次女むぎの英検3級体験の投稿でも触れましたが、我らレモネード家、家族で初!海外旅行へ行ってきました!
行先はオーストラリアのケアンズ、飛行機で片道約7時間ほどの場所で、3泊5日の旅となりました。
気候も治安もよく、観光客も現地の人も日本人多めで、娘たちの初めての海外旅行にはうってつけの場所でした。
ガイドもヘルプもない完全なる個人旅行だったので、旅行の半年前に航空券を取ってから毎日のようにケアンズについて調べました。
さらに飛行機も1泊2日以上の旅行も久しぶりで、もう何を持って行けばいいのか、何をしておけばいいのか、家族の命運を一身に背負い、がむしゃらに準備を重ねました。
そんな私、もとい私たちが体験した海外旅行の全容や、実際行ってみて学んだ多くの「海外旅行tips」を皆さんにお届けしたいと思います。
私の「これが知りたかった!」を全て詰め込んだのでかなりのボリュームになってしまいましたが、最後までお付き合い頂けるとありがたいです。
海外旅行なんてセレブがするものだと思っているそこのあなた!
庶民代表のレモネード家が体験した、庶民でも手が届く海外旅行の極意をご覧あれ。(シャラーン)
まずは知りたい費用の内訳
極意とか言っちゃって無駄にハードル上げちゃった感はありますが、しっかり皆さんに役に立つ情報を意識して発信して参ります!
今回の旅行でかかった費用はパスポート取得や旅行に必要な買い物など、ぜーんぶ合わせて約88万3900円でした。(家族4人分)
ツアーなどだとおそらく150万はしてたと思います。
具体的な内訳は、
航空券往復4人分・・・40万(航空券30万+諸費用10万)
ホテル3泊分・・・22万(10万×2泊+2万×1泊)
食費・・・6.7万
交通費・・・2.5万
アクティビティ・・・4万
おみやげ・・・3万
旅行グッズの購入・・・4万
パスポート・・・4.4万(大人10年16000円×2+子供5年6000円×2)
ETAS(観光ビザ)・・・0.78万(4人分)
ポケットwifi・・・0.54万
保険・・・0.47万
最後の方は細かくなりましたが、ざっとこんな感じです。
計算してみて自分でもちょっとびっくりしてます。
もっとお金がかかったと思ってました。
英語ネイティブ&円安直撃圏への旅行にしてはなかなかリーズナブルに収まったのではないでしょうか。
なんでケアンズ?
なぜ旅行先にオーストラリアのケアンズを選んだのか、ここでは大きな理由を4つ紹介します。
①最寄りの空港である関西国際空港から直行便があったこと
親が行きたい行き先(本当はニュージーランドにも行きたかった)より、アクセスのしやすさ、不安のなさ(乗り継ぎとなるとロストバゲージの可能性も)を優先して、旅の満足度をできるだけ上げることを心がけました。
ケアンズは東京からも直行便が出ています。
②常夏の気候
海外=海辺のリゾートという安直な方程式をいまだに捨てきれない私は、初めての海外で海に入らずなんとする!という気概を受け止めてくれるこの地を旅行先に決めました。
ただ私たちが旅行した3月末はまだ雨季で(ケアンズは12月~4月は雨季、5月~11月が乾季です)、雨の心配は現地に到着するまでありました。
実際行ってみると、旅行中、昼間はずっと晴れてました!(天気の神様に感謝泣)
夜の間に何度か雨やスコールが降ってましたが、ありがたいことに旅行中雨に悩まされることは一度もありませんでした。
ですが現地でチェックした天気予報は雨マークでした。晴れてるのに。
ケアンズの天気予報、まじでアテになりません。
ちなみに滞在中は雨季だからか1日中じめじめしていて、熱中症対策は必須でした。
③英語ネイティブ国
我々英語学習者にとって英語ネイティブ国は憧れの存在であり、学びの宝庫でもあります。
ここで、だったらグアムやハワイでよいのでは(両方直行便あり&常夏)?という皆さんの疑問にお答えしておきましょう。
ズバリ、アメリカ圏は今、物価が鬼なのです!
オーストラリアも高いんですが、為替を見るとアメリカが1ドル150~140円なのに対し、オーストラリアは1ドル90円~100円と、アメリカと比べると結構割安です!
実際行ってみると外食や食べ物・飲み物は高いんですが、小物なんかはTシャツが9ドル(約900円)、エコバッグが4ドル(約400円)などとかなりお手頃でした。
そして1ドル約100円なので計算しやすいです。
④日本人が多い
こちらは行ってみて思ったことですが、現地ではおみやげ屋や軽食屋の店員さんが日本人なんてことも結構あって、助かったことが何度かありました。
10年以上前に訪れたグアムやパラオよりも、日本語が通じるところが多かった印象です。
現地で参加したシュノーケリングツアーの帰りのボートの上で、現地のスタッフの方が「カメ!!」と叫んで、ウミガメがいることを教えてくれました笑
日本語がしゃべれない現地の方々も、日本人慣れしてくれているのでちょっと安心できます。

我が家の旅行プラン
「ケアンズ 観光」と調べると、グレートバリアリーフ、キュランダ、ナイトマーケットと、次々おすすめ観光地が出てきます。
ここでは、その中からレモネード家が(ほぼ私が)チョイスした観光地と旅行の日程をお伝えします。
その前に、ケアンズの時間は日本の時間よりぴったり1時間早いことを先にお知らせしておきます。
現地に着いたらスマホの時間や日本から持って行く時計などは、時間を設定しなおして下さい。
海外旅行初心者の私たちは危うく地獄を見るところでした。
はい。まずは実際の日程ですが、ざっとこんな感じでした。
1日目 朝ケアンズ着、すぐグリーン島へ(ワニ園、プール)
2日目 グリーン島(シュノーケルツアー、ビーチ、プール)
3日目 朝グリーン島発、ケアンズ市内(プール、コアラ抱っこ、バーベキュー、ナイトマーケット)
4日目 昼ケアンズ発
お分かりの通り、我が家のケアンズ旅行はグリーン島旅行と言っても過言ではないほどグリーン島ほぼ全振りの日程でした。
グリーン島とは、グレートバリアリーフに浮かぶ、マリンスポーツ全般(ジェットなどはなかったはず)ができる観光の島です。
ケアンズの港からフェリーで45分で行き来できます。
そこで2泊して、ケアンズの市内で1泊しました。
おそらくよく見るケアンズ旅行のおすすめ日程ならば、1日目か2日目にキュランダ(熱帯雨林を列車などで回るツアーが人気)をぶっこむところだと思いますが、私があまり山とか列車に興味がなかったので独断でぶった切りました。
さらに雨季の旅行とあって、メインの海で遊ぶ日が雨で終わるのは嫌だったので、海観光を多めに取ってなんとか晴れた海を堪能できる可能性を高めに設定しました。
が、海NGになる理由は雨だけではなかったのです。
お気づきでしょうか、旅行1日目に「ビーチ」とないことを。
その日はなんとクラゲ警報が出て、ビーチでの遊泳は禁止になってしまったのです!
その日クラゲに刺されて重傷(serious だと言っていました)になった人が出たので遊泳禁止になったそうです。
なんとか次の日には遊泳禁止は解除されたのですが、ビーチの前にある看板には「クラゲ出現率・high!」となっていました。
その下には「ビーチパラソルとビーチチェアの貸し出し・45ドル」とありました。
えっ、え4500円!?
その看板を見た時には全員クラゲ対策スーツを着用していたので、クラゲで serious になるかもより、イス座って4500円かよの方が衝撃でした。
ちなみに宿泊客は、その4500円のイスセットやクラゲ対策スーツの貸し出しなど、無料で利用できるものがたくさんあります。
その詳細や我が家のグリーン島での体験は後述します。
海外旅行tips①~飛行機編~
ここからは私の実際の体験から、やっててよかった、持っててよかった、逆にいらなかった、やっとけばよかったと感じたこと、失敗談や成功談などを紹介していきます。
まずは海外旅行ならほぼ避けては通れない飛行機についてご紹介します。
一番最初にすることといえば航空券の確保だと思いますが、玄人の方々が発信している情報によると、スカイスキャナーやエアトリなどのサイトからだけではなく、利用する航空会社のサイトもチェックしてみることが大事だそうです。
結局私は利用したジェットスター航空のサイトから直接航空券を予約しました。
私たちのフライトの日程は、
[ゆき] 3月29日(土) 関空21:45発 → ケアンズ6:00着
[かえり] 4月2日(水) ケアンズ12:30発 → 関空19:00着
こんな感じで、ゆきは飛行機の中で寝なければいけないという、なかなかハードなスタートでした。
私は長いこと、この、ゆきの飛行機内攻略法を模索していました。
ここでの睡眠がその後の旅行の充実度を左右するのは間違いありません。
寝なければ、、!!
膨らませるタイプのフットレスト大2つ、小2つ、H型ネックピロー2つ(大人用)、ネックピロー2つ(子供用)、エア座布団2つ、腰用クッション2つ、ブランケット大2つ、小2つ、遮光アイマスク2つ(大人用)、アイマスク2つ(子供用)、耳栓いっぱい、就寝用マスク4つ、着圧レギンス、偽ウルトラライトダウン、、、
できうる限りの課金と対策を講じ、ゆきのフライトに臨みました。
まず、膨らませるフットレスト、利用したジェットスターでは使用禁止とアナウンスがありました。
吊り下げタイプは禁止って知ってたけど、膨らませるのもダメなの!?(4つも買ったのに泣)
結局こっそり小さく膨らませて娘たちの足元にだけ放り投げましたが、活躍した様子はありませんでした。(注意もされなかったけども)
さらに続けざまにネックピローと座布団と腰クッションを夫と手分けして膨らませましたが、もう離陸前から夫婦でぐったりでした。
子供のネックピローと腰用クッション(大人用)は100均で購入したのですが、なかなか膨らまない!!
結局子供はネックピロー使わないし、腰クッションも座布団も、夫は気に入っていましたが、私は効果がよくわかりませんでした。
そしてもちろんエコノミーなので狭い!
使わないクッションなぞ置くスペースがないので結局すぐに潰したのですが、これがまたなかなか潰れない!!
私のH型ネックピローだけ2000円ぐらいするいいやつだったのですが(夫のはイオンで買った1000円のものでしたが、100均に近い使用感でした)、そいつは軽く3回ほど息を吹きかけるだけで膨らんで、3秒ほどで潰せる優れものでした。
全部これにすればよかった、いや、こんなにいらなかった。
ぐったりしている暇もなく、そのあとは入国カード4人分の記入を急ぎました。(周りはすでに暗く、寝ている人もいる、、!)
入国カードは直行便の場合は日本語のものをもらえますが、宿泊先の住所や身元引受人みたいな人の詳細も英語で書かないといけないので、出発前にしっかり確認して、スクショなりメモなりを用意しておくことをおすすめします。
そんな感じでバタバタしたあとの疲労感のおかげか、飛行機では記憶がなくなる瞬間が何度かあったので、寝られたんだと思います。
この遮光アイマスクはいい仕事をしてくれたので載せておきます。
乾燥対策グッズもわんさか持って行きましたが、行きも帰りも特に活躍した感がなく、耳がきつくないマスク1人1枚で十分かなと感じました。
ブランケットは宿泊先のホテルでも重宝したので大いにありでした。
ただ機内は思っていたより寒くなく、娘たちは上はキャミ、長袖シャツ、綿生地のパーカーに、下はちょい裏起毛のレギパンで、私も似たような感じにニセモノのウルトラライトダウンを羽織っていましたが、暑がりの長女はブランケットはいらないと言っていました。
帰りの飛行機では娘たちの暇つぶしをどうしようかと、こちらもかなり悩みましたが、座席の画面で見られる映画を見てくれたのでなんとかなりました。
それよりも帰りのフライトが1時間以上遅れてしまい、空港で待つ時間もなかなかのものになりました。
飛行機での暇つぶしとして、ねりけし、お絵描きセット(我が家ではマストアイテム)、ライトノベル、お菓子などを持参しましたが、ほぼ空港で消費し、飛行機ではお絵描きセットは(マストアイテムなのに)ほとんど機能しませんでした。
飛行機で絵を描いてると酔うそうです。
特に次女むぎは乗り物酔いしやすい体質なので、飛行機ではしんどかったようです。
あとで気がついたんですよね。
酔い止め飲ませればよかった!
ゲロ袋は持って行ったのに、酔い止めは持ってなかった、、!
でも気圧の変化などで耳が痛くなるのを防ぐ耳栓(100均)は活躍しました。
夫も私も必要なかったのですが、娘たちはあってよかったと言っていました。
最後に念を押しておきましょう。
膨らませるフットレストはいらねえ!!!
足が心配で持っていくならダイソーの折りたたみイス(300円)がおすすめ!

海外旅行tips②~現地空港編~
なんだかんだで到着したケアンズ空港ですが、私の旅の心配事上位に常に食い込んでいたのがこの入国手続きです。
オーストラリアの税関・検疫は世界一厳しいと書いてあるサイトを見つけてから、何度持ち込み禁止リストを確認したかわかりません。
英語での対応も不安でした。
結論から言うと、不安なものは全部見せて、それが何か英語で言えるようにはしておけばオッケーだと感じました。
まず入国審査ですが、一般は機械でさらっと済ませる感じで、私たちのような子連れは対面で一言二言英語で話すだけで済みました。
子供の名前かわいいねと、審査してくれたオーストラリア人のおじさんに言ってもらえたことしか覚えてないくらい、大した会話はしませんでした。
そしていよいよ検疫ですが、係の人に食品と薬品をチェックしてほしいと伝えると、キャリーケースを広げるスペースに案内されて、これまたオーストラリア人のおじさん②がチェックし始めました。
申告する食べ物と薬(胃腸や頭痛の薬)をまとめて2つの透明な袋に入れていたのですが、おじさん②は1つ開けて確認すると、
「生のものとか肉とかない?じゃあもういいよー。よい旅をー。」
と、残りの1つを開けることなく去っていきました笑
世界一厳しい検疫でこれかいと、拍子抜けしてしまいました。
ただ読み漁ったオーストラリアの検疫の記事の中には、人によっては厳しい人もいるとあったので、これ何?と聞かれたら、○○です、と英語で言えるようにしといた方が無難かなと思いました。
検疫を抜けると、むわっとしたケアンズの空気を浴びて、異国に来たのだなと肌で感じました。
トイレで夏服に着替えて空港のテーブルセットに座って家族で写真を撮っていると、空港スタッフのオーストラリア人のおじさん③が、写真撮ったろか?と声をかけてくれました。
ケアンズいい人多い説、入国して数十分で確定しました。
海外旅行tips③~食事編~
オーストラリアでの外食は高いとわかっていたので、日本からたくさん食料を持ち込み、1日1食は、持ってきたもので済ませました。
衝撃のオーストラリアの外食価格と共に内訳をお届けしましょう。
1日目・・・[朝食]港のカフェ7000円・[昼食]島のマクド的メニュー8000円・[夕食]持ち込み
2日目・・・[朝食]ビュッフェ12000円・[昼食]持ち込み、昨日のマクドメニュー1つ1900円、お菓子1200円・[夕食]レストラン18000円
3日目・・・[朝食]持ち込み・[昼食]スーパーで買って無料バーベキュー5000円、アイス1200円・[夕食]ナイトマーケット5000円
4日目・・・[朝食]持ち込み、昨日買ったスーパーの総菜1000円、空港でおやつ5000円・[昼食]機内食・[夕食]コンビニ2000円(日本)
異彩を放つのは2日目の朝食でしょうか。
朝ごはんで1万超えって。
いやまあおいしかったんですけど。
そう、ケアンズでの外食は全て安定のうまさで、島のマクド的メニューなど本家より数倍おいしくて、特にナゲットは今まで食べた中で一番おいしかったです。(それを次の日おかわりしました)
ですが、もう最初のカフェの時点から思ってたんですが、提供がおっそい!!
関西人の私たちからすると、え、食材取りに行ってんの?ってぐらい長い時間でした。
でもなんとか、まあ異国だしな~で流せる範囲ではありました。
あと現地での水分補給ですが、オーストラリアは水道水飲めます!
3本持って行ったお茶の空になったペットボトルを洗って水を入れ、2本冷やして1本持っていって、飲み終わったらまた次に洗って入れて冷やして、をくり返していました。
現地で水を買うとなると、500mlで300円以上はします。
オーストラリアの水道水は日本の水道水ほどカルキ臭くなくおいしく感じたので、節約のためにもこの水道水ルーティーンはおすすめです。
最後に大人2人、小5女子、小4女子の4人分の、実際持ち込んだ食料をまとめておきます。
カレーメシ×2
非常食おにぎり×8
スープデリ3食入り×3
カロリーメイト×2
お椀で食べるどん兵衛3食入り×1
赤だし味噌汁4食入り×1
じゃがりこファミリーパック6袋入り×1
ポテト丸ファミリーパック6袋入り×1
グミなど×6
塩レモン飴1袋×1(熱中症対策)
最後にはスープデリ1食分とグミ2袋ほど余りました。
塩レモン飴、もしくは塩分タブレットのような熱中症対策食品は現地で重宝しました。
あとじゃがりこ1パックあったらよかったかなと思います。(小腹にちょうどよかった)
この中でネット注文したものといえば非常食おにぎりです。
このおにぎりのおかげで現地での食費がかなり浮いたのでおすすめです。
海外旅行tips④~ホテル編~
費用のリストで10万2泊、2万1泊とありましたね。
10万はグリーン島のグリーンアイランドリゾートでの宿泊で、2万は本土(ケアンズ)のシャングリラマリーナでの宿泊でした。
実際宿泊してみての正直レビューをお届けします。
まずはグリーン島、いや、島価格とはいえ、、、高けえ!!!
ふーやっとつっこめました。
高っけえんですよ。
しかも素泊まりでこのお値段。
いや高っっけえよ。
であればさぞスウィートな施設なのであろうと、心躍らせながら島に到着し、ラグジュアリーな入口を探すも見当たらない。
うっそうと生い茂る熱帯の木々に埋もれるようにひっそりと佇む、キンキンに冷えたビールのグラスみたいな結露がすごい、10万ホテルの入り口を見つけました。
もう、人はいい。
会うスタッフ会うスタッフ、みんな優しい。
目が合えば必ずニコッとしてくれ、親身に話を聞いてくれます。
が。
ホテルの施設は、なんだか民宿みたいな、良くも悪くもアットホームな感じでした。
まず虫!
なかなか大きめな見たことないゲジってる虫を序盤で3匹ほどテイしました。
中盤から終盤にかけては、最初のゲジほどではないにしろ、コバエはしょっちゅうテイしてました。
あとトイレ!
開けたら黄色い!
現地の水質のせいにしました。
が、便器がこわれててズレるのは水質関係ないやろ!
部屋にトイレは2つあったので、そっちは使わないようにしました。
ちなみにウォシュレットはありません。
最後に空調!
干した洗濯物が全っ然乾かねえ!
喚起のボタンも見当たらない!
結局コインランドリーの乾燥機を2回まわしました。
1回5ドルでした。
あ、あと備え付けのリンスインシャンプーは家族全員髪の毛バシバシになりました。
うーん、、、、、星4つ!
え、こんだけの災難+高額宿泊代でその評価!?
さあ、これからグリーンアイランドリゾート、巻き返します。
まず値段ですが、おそらく私たちが泊まったインターコネクティング・スイートは最高額の部屋で、2部屋くっついてるのが特徴なんです。(部屋のかぎも2つもらえました)
どうしてもそれぞれ1つのベッドで1人で寝たかった(ほぼ徹夜でフライトのあとだった)ので、その部屋をおさえたのでした。
ダブルベッド2台のみの部屋は5万円代からアゴダで出てます。
いやまあそりゃ日本だったらこんだけ出したら夕食・朝食ついてきますけどね。
だがしかし!宿泊客にはたくさんのおまけがついてくるのです!
フェリー往復送迎、グラスボトムボートツアー、熱帯雨林散策とセルフガイド付きネイチャーウォーク、魚のえさやり見学、シュノーケリング用具、クラゲ対策スーツ、カヤックやビーチバレーボールなどのモーターを使わないビーチアクティビティ、サンセットドリンク1人2杯(缶ビールももらえました)、ビーチチェアとパラソル!!
これにいちいちお金を払うと、4人分でざっと4万はするんじゃないでしょうか。
さらにグリーン島に宿泊なしで訪れるとなると最終のフェリーは16時30分出発なので、それ以降も時間を気にせず、夜も自然いっぱいの島で過ごせるのはかなり大きいです。(ただレストラン以外の食事ができるところは17時には完全に閉まります)
そして夜になるとフロントにたくさんの懐中電灯と虫よけスプレーが置いてありました。
そう、夜のグリーン島を探検できます!
グリーン島最後の夜、小雨が降る中、島を探検してでかいカタツムリを山ほど見つけました。
ですがここで衝撃の事実が。
フロントのスタッフは17時にはいなくなります!
夜間はホテルのスタッフまさかの0(ゼロ)!(たぶん)
こんなホテル、日本ではありえないだろうなと、またもや異国を感じることとなりました。
グリーン島が長くなりましたが、2万のシャングリラホテルの紹介もしておきましょう。
フェリー乗り場から徒歩2分ほどのこのホテル、ぜひグリーン島のあとに宿泊して下さい。
天国のように感じます!笑
ホテルの部屋に入って長女ここの第一声が、虫がいない、、!でした笑
喚起ばっちりの清潔感溢れる室内と、手入れが行き届いた中庭のトロピカルな木々!
プールももちろん自由に使えます。
そして私たちがこのホテルを選んだ理由は、同じ建物内にコアラを抱っこできる施設があったからです。
部屋からコアラまで徒歩5分ぐらいでした。
さらに最寄りのスーパー、無料のバーベキューができる場所、ナイトマーケットなどが徒歩圏内で、金額以上に大満足な宿泊となりました。
ちなみにこちらのホテルは節約のためダブルベッド2台の部屋で、夫1人1台、娘2人1台、私はソファーでの就寝となりました。
ですがそのソファーが十分大きくて、私はしっかり爆睡できました。

海外旅行tips⑤~アクティビティ編~
海でのアクティビティがこの旅行のメインだったので、グリーン島でできることを中心に調べまくりました。
もちろんコアラ抱っこもオーストラリアなら外せません。
無料で使えるバーベキュー施設も気になりました。
ここではその3つを主に紹介したいと思います。
まずグリーン島でできることをまとめます。
上記の無料のアクティビティは省きます。
金額は変わる可能性があるので、グリーンアイランドリゾートの公式サイトで確認して頂くと確実です。
①ワニ園・マリンアイランド・ミラネシア
大人28ドル、子供14ドルの入場料で、1日2回のワニの餌付けショーは迫力満点でした。
ただショーが始まるのを待つ間、暑さと湿気で軽い熱中症になりかけました。(次女むぎと私)
②シュノーケル・ボートツアー
大人65ドル、子供44ドル、ファミリー(親2+子2)178ドルで、何組か集まってボートでサンゴ礁のきれいなスポットへ連れて行ってくれます。
世界一のグレートバリアリーフが見られると大いに期待して行きましたが、サンゴ礁のきれいさは十数年前のパラオの方が上でした。
グレートバリアリーフは世界一「大きい」(広い)サンゴ礁ということです。
所要時間は1時間くらいでした。
ツアー中スタッフの方が写真を撮ってくれたのにあとで何の案内もなかったので、ホテルのカウンターで聞いてみると、写真はサイトからダウンロードできると言ってURLが書いてある栞みたいな紙をくれました。
写真1枚16ドルでした爆
泣く泣く2枚買いました。
③ダイビング(12才以上)
1人198ドルで、所要時間は2時間ぐらいだと思います。
娘たちの年齢ではできなかったので最初から眼中にありませんでした。
④パラセーリング(12才以上)
1人155ドルで、所要時間についてはサイトに書かれていませんでした。
2人乗りの座席にパラシュートをつけて船で引っ張って飛ぶアクティビティです。
こちらも年齢制限がありできませんでした。
⑤アイランド・ウォークツアー
大人44ドル、子供22ドルで、ガイドさんが島の歴史や生き物について語りながら1時間ほど島を案内してくれるツアーです。
参加しませんでした。
⑥ヘリコプターツアー
10分間1人189ドル、15分間1人259ドルで、空からグレートバリアリーフを見下ろせます。
家族でとなるとかなり高額になるので諦めました。
結局私たちは①のワニ園と②のシュノーケルだけしかできませんでしたが、2か所あるプール(1つは宿泊者専用)やビーチで、心ゆくまでまったりすることができました。
心残りはカヤックをするのを忘れてたことです。
タダだったのに、、惜しいことをしました。
次にケアンズ市内でコアラを気軽に抱っこできる施設、コアラズ&クリーチャーズです。
入場料は大人20ドル、子供12ドル、ファミリー(親2+子2)52ドルで、コアラ抱っこ写真はいろいろ種類があってややこしいです。
コアラが木にくっついてて触るだけと、抱っこのまず2種類があり、写真の大きさ兼人数制限も5人まで用と2人まで用の2種類があります。
結局私たちはコアラ抱っこで5人までを2回撮って(1回につき1人しかコアラ抱っこはできないので娘2人分)、入場料込みで14200円でした。(クレカの引き落とし額しか覚えてなくて日本円表示)
施設にはコアラの他にも爬虫類や鳥が展示してあるんですが、思っていたよりも狭かったです。
最後に、無料でできるバーベキュー施設ですが、無料の海水プールで有名なエスプラネードラグーンプールのすぐそばにありました。
勝手にお好み焼き屋のような、鉄板がテーブルの真ん中にあって、みたいな施設を想像してたのですが、実際は鉄板が4つぐらい並んでいて、そこで焼いて結構離れたテーブルセットまで持っていって食べるスタイルでちょっと不便でした。
ホテルから徒歩10分ぐらいにある、ウールワースというスーパーで食材を買ってきてバーベキューをしました。
油、塩コショウ、紙皿、割りばし、そして最後の掃除用のスポンジは日本から持参しました。
食材を焼いていると知らない(もちろん)オーストラリア人がのぞきに来て、焼き具合を見て「Good!」と言って帰っていくというイベントが2回発生しました。
1人はおじさんで、1人はビキニのおばあさんでした。
この旅何度目かの、いい方の異国キターーー!!でした。
無料バーベキュー施設についてはこちらのブログが詳しく載せてあったので、興味がある方はご覧下さい。
海外旅行tips⑥~おみやげ編~
おみやげはホテル・シャングリラマリーナから徒歩圏内の、OKギフトショップとナイトマーケットに探しに行きました。
おみやげを買うといえば空港でも買えるイメージがありますが、私の体感では空港が一番高かったです。
ちなみにケアンズ空港は国内線と国際線の乗り場がめちゃくちゃ離れていて、国内線乗り場にはショップがたくさんあるらしいですが、結局行けず、国際線のショップ(5~6店舗)のみの感想ではあります。
そして率直に、前述のOKギフトショップとナイトマーケットを比べると、ナイトマーケットの方が安いです。
ただOKギフトショップは日本円での支払いができて、店員さんがほぼ日本人のみなので楽ではあります。
店員さんが寄ってきて日本語で高額おみやげをおすすめされて、日本語で「見てるだけです」とかわすという、日本が恋しくなった日本人からすると逆に母国を感じて癒されるスポットかもしれません。
別にまだ恋しくない私たちは逃げるようにナイトマーケットへ向かいました。
ナイトマーケットは値段が安いことはもちろん、たくさんのお店が集まっているので品数も豊富です。
お察しの通り、結局私たちはナイトマーケットだけで買い物を済ませました。
軽く前述しましたが、小物が思っていたより安く、娘たちの友達へのおみやげのキーホルダーは1つ5ドル、私のエコバッグは1つ4ドル、ベッタベタな「I ♡ ケアンズ」のTシャツはセールで9ドルでゲットできました。
なのにわりとどこにでもありそうなお菓子10個入り化粧箱なしが28ドル。
夫が買ったカンガルージャーキーは1袋12ドル。
水を買おうとすると500mlで4.5ドル。
口にするものの異様な値段の高さにはおののきました。
ちなみに娘たちはお小遣い1人20ドルで、19.9ドルのネイルチップをそれぞれ買っていました。
うんもういいです満足してくれたら。
さらにナイトマーケットにはフードコートもあって、そこで夜ご飯を済ませることもできます。
中華料理や日本食のお店まであって味も良く、こちらは比較的お手頃でした。
海外旅行tips⑦~使ったもの・持って行ったもの編~
最後に私たちがこの旅行で実際に使ったものや持って行ったものたちについてご紹介します。
①現金とクレジットカード
現金3万円分と、クレカを3枚持って行きました。
両替は郵送で届く「外貨両替ドルユーロ」というサイトで申し込みました。
そこでは両替を受け付けてくれるのが3万円からだったのでこの金額のドルを持って行ったのですが、現地で現金のみの場所はついぞ見つけられず(タクシーもクレカで払えました)、1万でも2万でも困らなかっただろうなと思います。
ちなみにオーストラリアはチップの文化はありません。
ですが我が家の場合は夫と子供のお小遣いを現金で渡したかったので、3万円でぴったりでした。
クレカとパスポートは念のためスキミング防止のケースを使いました。
財布は全員セリアで購入しました。
十分でした。
②キャリーケース
私たちはMサイズ(68×46×27cm)を2つ買って、夫と私でそれぞれ持つようにしました。
1つ5000円ぐらいのもので、旅行中壊れたりもなく、特に目立つキズもつかず無事帰ってこられました。
ただ飛行機で預ける荷物の制限が20kgまでで、Lサイズだと引っかかるおそれがあると思いMサイズ2つにしたのですが、Mサイズのキャリーケースに荷物を詰めても12~3kgほどにしかならず、これならLサイズ(79×52×28cm)1つとMサイズ1つにすればよかったとちょっと後悔してます。
使わないときはLの中にMを入れて置いとけるでしょうし、娘たちがいずれ留学したいとなってもLサイズの方が便利なんじゃないかと思います。
さらにキャリーケースの装備といえばコロコロカバーとベルトですが、うちは両方装備の上、ロックしないで持って行きました。
航空会社の職員が抜き打ちチェックのため、乗客のキャリーを開ける場合があると聞いたのでロックはしませんでした。
ロックしないので勝手に開かないためと、目印のためにベルトをつけました。
コロコロカバーは、やっぱはずれますね。
どんだけ慎重に丁寧に取り付けてもはずれます。
キャリー2つ合わせて5回は取れてなくなりました。
でも予備を持って行ってたので、はずれてもめげずに付け続けました。
コロコロの耐久性維持のため、次も購入して付けて行くと思います。
めんどくさがりの方にはおすすめしませんが、購入される場合はお持ちのキャリーが1輪なのか2輪なのか確認の上、きちんとフィットするカバーをご購入下さい。
あとこの、キャリーの上にのせたバッグを固定できるベルトはめっちゃ重宝しました。
ダイソーで100円で売ってます。絶対買って下さい。

③手持ち・機内持ち込みのバッグ
夫も私も貴重品などを入れるメインのバッグはボディバッグにしました。
さらに機内持ち込み用のバッグは、2人とも折りたたみできるボストンバッグにしました。
現地での旅行中にキャリーケースに入れておくときにかさばらず便利でした。
娘たちはそれぞれ斜めがけのペットボトルホルダーと、買い回りのときは荷物を持ってもらうために折りたたみできるリュックにしました。
機内持ち込みの際も1人7キロまでだったので、荷物を分散させるのにも活躍しました。
言うまでもなく機能性重視のチョイスです。
④靴
機内やホテルで脱ぎはきが簡単なことと、雨に濡れても平気なことを考慮して、夫と私はかかとが2wayのサンダルで、娘たちは近所のスーパーで買ったクロックスもどきにしました。
クロックスもどきは歩き疲れるかなと心配してましたが、特に文句は出ず正解だったと思います。
マリンシューズも持参しましたが、シュノーケリングツアーも結局裸足で参加したので出番がありませんでした。
⑤電子機器系
ご存じコンセント変換プラグと、モバイルバッテリーを持参しました。
変換プラグはもちろん使い倒しましたが、モバイルバッテリーはあまり活躍しませんでした。
夫も私もスマホは写真を撮る以外あまり触らなかったので(レンタルwifiがつながりにくかったからというのもある)、重いしいらなかったかなと感じます。
充電するためのコードは間違いなく必要なので、そちらは忘れずに持って行って下さい。
⑤レイングッズ
ダイソーのコンパクトレインコートがおすすめです。

使ってないので使い心地はわかりませんが、それこそ使うかわからないものにスペースを取られるのも癪なので、これをバッグに入れておく程度でよいと思います。
折りたたみ傘も日よけを兼ねて2本持って行きましたが、ケアンズ市街はわりと日陰が多く、結局使うことはありませんでした。
今回の旅行では持って行きませんでしたが、あとで知って次には必ず持参したいレインシューズカバーもおすすめしておきます。
⑥日焼け対策グッズ
オーストラリアの紫外線量は日本の約6倍と聞いて警戒していましたが、夫以外の3人はキャップをいつもかぶるようにしていたら、顔の日焼けはほとんど感じませんでした。
日焼け止めもグリーン島の2日間だけみっちり塗って、3日目と4日目は夫と娘たちは塗るのを忘れるほどでした。
サングラスも使いませんでした。
こんなきれいな景色、肉眼で見ないともったいない!と旅行中ずっとなってしまい、つけるタイミングがありませんでした。
日焼けで海外旅行が周囲にバレるだろうなと覚悟していましたが、周知済の夫の職場で夫が「焼けましたね」と言われただけで、娘たちも私も誰からも何も聞かれませんでした。
ただラッシュガードはおすすめしておきます。
日焼け対策と言うより疲労対策のために着ておきましょう。
⑦洗濯グッズ
水着を何度も着る&持って行く服を減らしたいという理由で、ダイソーで500円ほどの簡易洗濯バッグを2つ買いました。
いりませんでした。
4人分の洗濯物をこんな小さいバッグでなんとかしようと考えた私がバカでした。
洗面所で栓をしてジャブジャブ洗う方がはるかに効率的でした。
そしてそんなグッズに1000円課金するなら現地のコインランドリーで洗った方がよくね?とジャブジャブしながら思い至りました。
海外のコインランドリーは強すぎて服が傷むとSNSで見たことがあって手洗いを敢行したのですが、仕方なく使った乾燥機では、服は全て無事生還しました。
設定温度が3種類あって真ん中にして、1回では乾ききらず2回まわしました。
洗濯用洗剤と、洗濯物をぶら下げられるピンチ付きロープみたいなものは持参して、それらは重宝しました。(水着は乾燥機は怖かったのでこのロープで干しました)
行ってよかった海外旅行!
有益な情報をという思いから予告通りのかなりのボリュームに加えて、私の失敗が省かれた内容になっちゃいました。
実はグリーン島でヘリのアクティビティに申し込もうとして、4人分の総額をクレカを機械に通すまで分からず(10分約8万爆)、暗証番号間違いで(普段クレカを使わないのでこのテの失敗は片手では足りぬほどしました)危機一髪難を逃れたことや(あとでスタッフにはジャパニーズ土下座ばりの勢いで謝りました)、サンセットドリンクがふるまわれる場所が分からず、家族を引き連れ島内を探し回ったことなど(桟橋の上でした。誰かに聞こうにもサンセットの時間なのでフロントには誰もいなかった泣)、慣れない海外旅行で慌てる場面が何度もありました。
国内旅行と違って海外旅行となると、2段も3段もピリッとする要素は大きくなるかと思います。
ですが、そこでしか感じることができない空気、体験、さらに予想外のできごとをなんとか切り抜けていく冒険のようなドキドキ、それを成し遂げた時の達成感と充足感はクセになるほどの快感です。
もちろん子供たちにとっても代えがたい経験になることでしょう。
次の家族旅行はどこに行こうか迷っているそこのあなた!
ちょっと奮発、ちょっと冒険をして、ぜひ海外旅行という大航海に乗り出してみてください!
そのときにこの投稿がお役に立つことがあれば、こんなに嬉しいことはありません。
もちろん私の主観満載の情報なので参考程度にとどめて頂き、ぜひぜひ情報収集から楽しんで頂ければと思います。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました!
まだ体力が残っていらっしゃれば、当ブログのメインテーマである我が家の英検体験談の投稿、さらに英検対策プリントもぜひご覧下さい。
英検対策プリント