英語学習×子育てブログ

リスニングはどのタイミングで学習し始めた?~英検5級~

このタイトルにしましたが、ここでは英検受験に向けて我が家で実践した学習のおおまかな流れや方法について紹介します。

ただお子さんの年齢や習熟度によってスケジュールの内容はかなり変わってくるかと思うので、一例として参考にして頂ければと思います。

リスニングは後半にまとめて

結局うちでは、テキストのチャプター全部で29あるうち25ぐらいまで済んでからリスニングの練習をしました。

(我が家で使ったテキストは学研の「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」(監修:山田暢彦)です。)

最初はひたすら筆記の問題を解くことに徹していました。

なぜかと言うと模擬の音源が最大4つしかないから!(テキストの分1つ、英検のホームページの過去問3つ)

まあ過去問の問題集1冊買えば済む話ではあるんですけどね。

ただ先が長いのに毎回そんな買いそろえてられるかということで、うちではそのテキスト1冊のみで切り抜けました。

となるとテキストの予想問題でちょいちょいチャプターごとについてくる音源を含めても、私としては少ねえと感じます。

まあ書く方も少ねえからプリント作ったんですけど。

ちょろちょろ聞いて音源を消費しちゃうと受験するころには忘れるやろ!と思っちゃったのです。

なので受験の前に短期集中でやってもらいました。

期間でいうと、英検受験の1か月半~2か月ぐらい前からリスニングを始めたと思います。

テキストの一番最初からまた毎日1チャプターずつ始めたので、復習にもなりました。

結局長女ここの場合は同じ音源を2度聞くことなく、テキストの全音源、英検のホームページの模擬の3つの音源で練習して、本番ではリスニング25問中23問正解でした!(母は自慢したい)

そりゃリスニング得意よね

この結果をすごい!と思ってくれたあなたにはその秘密をお教えしましょう!

ほぼ毎日英語聞かせてまーす!(じゃーん!)

ええ予想通りですよすみません。

他の記事にも書いてますけど、実は就学前から私の英語勉強のためなどと理由をつけて、私が夕飯の支度をしている間はディズニー映画などを英語で英語字幕をつけて、かけっぱなしにしてるんです。

我が家はこの下地があるので後半やっつけでなんとかなりました。

もし英語にほとんど触れたことがないのであれば、英検学習を始めると同時に英語の動画を一緒に見るようにするなど、とにかく英語の音に触れさせた方がいいです。

お子さんが食いつきそうなものを選んであげて下さい。

改めてうちのリスニングルーティーンを具体的に紹介すると、レンタルでDVDを1本借りてくる→最初1度だけ日本語で見せる→その後はDVDを返すまでほぼ毎日リビングで英語でかけっぱなしにする→また新しいのを借りてくるのくり返しです。

今2人はハリーポッターにはまっていて、ハリーの親友のロンを「ブラッディー・ヘル野郎」と呼んでいます。

イギリス独特のスラングらしいのですが、ロンがしょっちゅう使うんですよね。

ハーマイオニーはなんでハリーじゃなくてそんなロンが好きなのか・・しかもハリーもなんでハーマイオニーじゃなくてジニー(ロンの妹)が好きなのか・・ハーマイオニーの方が100倍美人なのに・・・。

すみません私もちょっとはまってます。

まあとにかく海外の作品を英語で見ると、実は発見できることがいろいろあって楽しいです。

ディズニーのモアナとかも英語で英語を理解しながら見ると1段深いというか、私は面白さ倍増でした。

英語かけっぱなしの効果は乳幼児期よりは格段に落ちますが、英語って日本語みたいな言語なんだと気がついたり、英語の音への拒否反応の緩和なんかにはかなり役に立つと思います。

続けるポイントは無理やり見せないことです。

なので、保護者の勉強を装うのがおすすめです。

お子さん好みのDVDでもユーチューブでも音楽でも、かけといて寄ってきたらラッキー、そして夕食の時に私(保護者)が続きが気になるからそのまま見ていい?と聞いて、いいよとなればしめたものです。

これが習慣化すれば意味はわからなくても英語への拒絶反応はなくなっていくと思います。

もしすでに英検合格を目標に学習を始めているなら、「これ英検の勉強にいいらしいよー」などと説得してみたり、お子さんと一緒に「あ、今 I’m って言った!」とか、さも保護者も興味津々という感じで見てみても効果大です。

並び替え問題はいつから始める?

穴埋めの次にくる難易度高めの並び替え。

うちでは並び替えもテキストのチャプター29までのうちの19ぐらいから学習に組み込んでいきました。

特にこだわりはなかったのですが、英語の文字通り右も左もわからんもんが並び替えとか最初からできるか!と思ったんです。

それまではプリントの半分を1日分にしていましたが、並び替え問題を始める段階で1日1枚(穴埋め半分、並び替え半分で合わせてA4の1枚)にボリュームアップしました。

長女ここも次女むぎも特に抵抗はしませんでした。

ちなみに本番ではここさん5問中4問間違ってました笑

それでも合格できるんで問題数の多い穴埋めとかリスニングの方が重要度高いです。

単語帳のすすめ

他の記事でも推してるんですけど、面倒なのは重々承知しておりますが、ぜひ単語帳、作ってあげて下さい!

今学習中のチャプターで覚えたい単語もそうなんですが、数字、曜日、月は学習の早い段階から取り入れて早めに覚えてもらいましょう。

うちはこんな感じに作りました。

例えば数字だと最初は one ~ ten(裏は数字)を順序通りに→ランダムに→ one ~ fifteen を順序通り→ランダム→ eleven ~ twenty 順序通り→ランダム→ twenty ~ one hundred(21以降は30、40、50とかのみ※テキストP84参照)みたいな感じで進みます。

こういうのは短期で一気にやっつけるより、細く長く続けた方が定着もいいし負担も軽いと思います。

しかも英語の知識としては基本中の基本なんで、英検うんぬんの前に確実に覚えてもらいましょう。

数字はリスニングで3桁まで出て、107なのか117なのか170なのかを聞き分けるみたいなのがほぼ確で出るので、長いスパンでしつこく練習してもらって下さい。

レモネード家ではこの3つのどれか1つと、学習中のチャプターに出てくる単語帳で、毎日2冊をこなしています。

大丈夫です。慣れます。

保護者も子供も。

学習始めてどれくらいで受験した?

本格的に英検の学習を始めて、1年弱で受験しました。

9~10か月ぐらいでテキストを仕上げて、あとは毎週模擬を、結局4回して本番に臨みました。

私が使っていたテキストでは29のチャプターがあり、その1つのチャプターをだいたい1週間でこなして、それぐらい時間がかかりました。

でもその前にフォニックスとかサイトワーズが約2年、英語で映画のかけっぱなしはもっと前からしてたと思うので参考程度の期間です。

中学生なら半年とか聞いたことありますし、期間よりも完成度合だと思います。

私の感覚では、模擬に連続3回合格したらかなという感じです。

何度も書きますが、最初の英検受験は今後英語学習を続けてもらうためにも、ほぼ100%合格であろうというレベルまで持っていってからの受験をおすすめします。

英検受験の具体的な体験談の記事も書いているのでよければ参考にしてみて下さい。

失敗!成功!英検体験談①~5級・長女ここ編~

失敗!成功!英検体験談②~5級・次女むぎ編~

習慣にできたら勝ち

当レモドリでは毎日こつこつ頑張りましょーをコンセプトに英検対策プリントを提供しておりますが、これが毎日となるとなかなか大変なんですよね。

ちなみにうちはだいたい金曜日は勉強&宿題なしデーです。

なので厳密には毎日ではないんですが、土日も勉強するので慣れるまではしんどかったです。

まず娘たちのやる気問題。

他の記事にも書いてますが、お子さん4人全員東大理Ⅲ合格で有名な佐藤ママの話では、子供ってやっぱり勉強嫌いなんだそうです。

こことむぎも、「やったー今日は勉強なしー♪」と毎週喜びます。

そして私のやる気問題。

もうまじで今日は勉強見たくねー!!って日が何度も何度もありました。

でもそこを乗り越えると、何も感じなくなります。

淡々モードに入ります。

淡々と毎日同じ時間に同じことをやる。

まず保護者がなるべく早くこの境地にたどり着いて下さい。

保護者が、やっぱ今日はナシ~とかふらふらしちゃうと子供は絶対ついてきてくれません。

子供だってやりたくないんです。でも保護者が言うからやるんです。

勉強以前の信用問題にもなりえるので、お子さんと相談してこの曜日以外毎日やると決めたら、保護者の方はそれを死守して下さい。

どっちかが体調不良とか、どうしても外せない予定があるとき以外で学習をスキップしないと今心に決めて下さい。

淡々モードに入って習慣になれば、精神的にぐっと楽になります。

お子さんの輝く未来を妄想するのもいいですね。

私は家事でもそうですが、やりたくねー!の時は一旦感情を無視して始めてしまいます。

とりかかるのが億劫なだけというのが結構あるので、とにかく始めてみて下さい。

余裕がある時に、すぐ始められるように準備しておいて、忙しい時にもパッと始めてさっさと終われるようにしておくと成功率大幅アップです。

私も大体1週間分のプリントを作って印刷しておいて、始める時はそのプリントを渡して、答え合わせの時にだけ娘たちに付き添っています。

お子さんに手間をかけられる期間もそう長いわけではないので、あとで後悔しないためにも覚悟を決めましょう。

と、自分にも言い聞かせてます。

最後に、この前参加したその佐藤ママ(前述の子供4人東大ママ)の講演で、参加者から「育児中の息抜きはどうしていましたか?」という質問が出たときのことをシェアします。

佐藤ママは「息なんか抜きません」と答えていました笑

息抜こうとするから抜けなくてイライラするんでしょ?

子供が巣立ったら息抜きまくれるから今は抜かない覚悟で走りぬけて下さいとおっしゃっていました。

さすが本物、気合いが違う。

マスクごしに笑ってしまいましたが、そんな教育大成功ママと私とは全然違うなどと思わず、私も覚悟を決めて娘たちと向き合わなくてはと思ったことでした。

英検受験ならお手伝いできますので、一緒に頑張りましょう!

プリントの活用方法

英検5級対策プリント

-英語学習×子育てブログ