英検5級対策プリント 穴埋め問題・チャプター1~15

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問題の内容は、テキストや過去問題からの引用がほとんどです。

答えは最後に載せています。

当ブログのプリントは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

1、いろいろなあいさつ(Hello. / How are you? など

このチャプターは歌を覚えるように楽しく、あいさつのつづりを見たら発音できる、意味がわかる、ぐらいのレベルになるまでくり返し練習しましょう。

ここでは何度も出てくるあいさつなどの単語のかたまりを、かたまりのままで覚える程度で十分です。

2、自分のことを伝えよう(I am ~.

いきなりですが、ここからは英単語1つ1つにフォーカスする感じになります。

まず I am = I'm ということを覚えてもらいましょう。

こういう省略はテキストできっちり説明してくれないことも多いので、丁寧に説明してあげてください。

ついでに言うとチャプター1でもガンガン出てきた it's は it is 、 that's は that is 、you're は you are の略ですね。

この辺もこのタイミングで伝えて下さい。

さらにこのチャプターでは前置詞( in や from など)に焦点を当てる問題も登場しますので、出てきた前置詞のイメージを伝えるとお子さんでも理解しやすいかと思います。

「前置詞のイメージ」というコラムがイラスト付きでわかりやすいので参考に載せておきます。

3、家族や友だちのことを伝えよう(is 、are を使う文

このチャプターでは主語によってbe動詞が変化することを理解してもらって、どの主語にどのbe動詞を使うのか、お子さんが理解するまで何度でもプリントをこなしてもらって下さい。

いずれはこのbe動詞の変化+疑問詞+there is 構文(4級)みたいに複雑になっていくので、基本中の基本であるこの変化はしっかり飲み込んでもらいましょう。

be動詞については大人でも?な領域なので、保護者の方の理解を深めるためにもこちらの記事のご一読をおすすめします。

is、am、are、be?・・・訳せない、説明できない!

4、相手のことをたずねよう(Are you~? / Is he ~? )

チャプター3で出てきたbe動詞と主語が、疑問文になると前後逆になるということですね。

あと he や she などの代名詞がよく登場するようになります。

男性は he で、女性は she を使うことを説明してあげてください。

5、自分のことをもっと伝えよう(I play ~. / I don't play ~. )

チャプター4と5の間にある「もっと!5級の重要単語・会話表現」で学習した単語や表現も取り入れて作成しました。

さらにここから一般動詞が登場します。

be動詞の文と混同しないように気をつけましょう。

あとここで強敵なのは三単現の s ですね。

保護者ができることは、「私( I )とあなた( you )以外の一人の人や一つの( he 、 she 、 Mr. Smith 、it など)の場合は動く言葉に s が付くよ」を、100回ぐらいお子さんに伝えることです。

「この前言ったよね!?」は封印します。

そしてその s は動く言葉より do ちゃんの方が好きだから、人に聞く文や、しないよと伝えたいときは do + s で does とか doesn't になるんだよ」、これも100回ぐらい伝えましょう。

修行なので。

英語塾代を浮かせるためと思って落ち着いて淡々と伝えましょう。

6、相手のことをもっとたずねよう(Do you like ~? / Does he know ~? )

この一般動詞の疑問文でも三単現の s がややこしいですね。

もう保護者ができることは、「私( I )とあなた( you )以外の一人の人や一つの物( he 、 she 、 Mr. Smith 、it など)の場合は Do 、 don't が Does 、doesn't になるよ」を、100回ぐらいお子さんに伝えることです。

日本語=英語は成立しねえんだなときっぱり割り切ってこの混沌を受け入れましょう。

7、誘ったりお願いしたりしよう(命令文 / Let's ~. )

テキストにも書いていますがこのチャプターで大事なことは、命令文の場合も Let's の文の場合も、文の中の動詞は原形ということです。

そして問題にはしてませんが、動詞の原形ということは、be動詞もここでは原形になります。

そのへんについてはis、am、are、be?・・・訳せない、説明できない!の「be動詞のbeはなんなの?」の部分で少し深堀りしています。

よければどうぞ。

8、5級でよくでる単語①(語い・一般動詞)

ここでは頻出間違いなしの一般動詞を、単語帳なども使ってしっかり覚えていきましょう。

単語を覚えるという地味で面倒な作業をぶっとばして英会話にいっちゃおうみたいな流れもありますが、私はこの地道なインプットこそ英語力の底上げに欠かせない大事なステップだと確信しています。

英会話、もといアウトプットには訓練が必要で、単語を覚えりゃ口から出てくるかと言うとそうではないんですが、単語を覚えることをスキップして英語を身につけることは不可能です。

根気よく英単語たちと向き合いましょう。

9、5級でよく出る熟語(語い・熟語)

この熟語たちは4級でも出てきたりするのでしっかり覚えてほしいところです。

ここでも単語帳が活躍してくれるでしょう。

そして go ~ing と like ~ing が ing形のチャプターの前に出てきてしまってますね。

まあ正確にはチャプター4の後の予想テストに cooking って出ちゃってますけど。

実はing形にはいろんな使い方(すべてが5級に出てくるわけではない)があるので、理解を深めるために保護者の方だけでもこちらの記事に目を通しておくことをおすすめします。

現在形あればing形いらなくない?

10、5級でよく出る単語②(語い・名詞)

チャプター9と10の間にある「もっと!5級の重要単語・熟語」で学習した単語や熟語も取り入れて作成しました。

ここでもとにかく単語帳ですね。

ただ名詞は動詞ほど優先順位は高くないです。

名詞をどれだけ知ってるかは本番の最初の7問の中で問われるだけだし、範囲も広けりゃ出てくる単語も頻度低めのマイナー単語が多くヤマをはりにくいので、ここに時間をかけるより熟語や文法を覚える方が加点につながるかと思います。

11、「彼は」「彼の」などを表す語(代名詞)

私たち保護者世代も中学生の時にもやりましたね、I my me mine 。

どの文法にも言えることですが、子供が理屈で動詞やら代名詞やらの変化を覚えるのはなかなか厳しいです。

なのでここでも、何度も、ここはこうなるんだよと伝えましょう。

何度も何度も間違って、そのたびに記憶にちょっとずつ定着させて、感覚までしみ込ませるしかないかと思います。

ちなみに他の記事でも書いてますが、うちでは we 、 our、 us 、ours をきっちり教えることを忘れていて、長女ここの受験ではそれが原因で3問落としてしまいました・・。

本番ではほぼ確実に1問は代名詞を選ぶ問題が出るのに加えて、会話文や並び替え、リスニングにも必出の部門なので、くり返し学習して覚えてもらいましょう。

12、様子を表すことば(語い・形容詞)

形容詞は出てくる頻度も高いし重要なチャプターだと思います。

それに英語にあまり親しみがない場合でも、形容詞は一番使いやすいんじゃないかと思うのです。

このチャプターでは親子で褒め合ってみてもいいかもしれません。

主語(You、I、Ken など)+ be動詞(is、am、are)+ 形容詞(nice、cute、cool など)の形でどんどん作って会話してみましょう。

13、時や場所を表すことば(語い・前置詞)

前置詞・・日本語話者からすると存在から意味不明な英語ミステリーの1つです。

前にも載せましたが、こちらの記事がイラスト付きでわかりやすいです。

「前置詞のイメージ」

こちらを参考にイメージをしっかりつかみましょう。

14、していることを伝えよう(ing形の文)

チャプター13と14の間にある「もっと!5級の重要単語」で学習した単語も取り入れて作成しました。

前にも載せましたが、ing形についてはこちらの記事に詳しく載せましたのでご覧ください。

現在形あればing形いらなくない?

このチャプターで気をつけることは、using や stopping のように ing が付くことで元の形がちょっと変わる動詞があることです。

こっちは ing ついてちょっと変わるだけやないかと思っていても、案外子供は簡単に理解してくれません。

問題の選択肢に出てきても、こういう単語に ing がついてしまうと意味が取れなくなることはよくありました。

下記の動詞のing形は単語帳に加えてしっかり覚えた方が無難でしょう。

最後の e が消える動詞

having 、using 、making 、taking 、writing

最後の子音が1つ増える動詞

running 、swimming 、stopping 、sitting

他にもありますが、5級ならこれぐらいカバーしていれば十分だと思います。

15、何をしているかをたずねよう(ing形の疑問文)

疑問詞はまだ習ってないはずなのにがっつり出てきてますね。

まあ予想問題にはちょこちょこ出てきてたんですが。

しょうがない、what と where はここで覚えてしまいましょう。

「何」と「どこ」ですね。(シンプルイズベスト)

その後にあの苦労して覚えたbe動詞の疑問文がついてきます。

お子さんが忘れているようなら、また何度でもI の時は am よ、you と2人以上の時は are よ、そしてあなた( you )でもない私( I )でもない、関係ない1人の人や物が is よ。と、くり返し伝えてください。

答え

5級を一通り学習して思うのですが、この最初のチャプター2から6あたりがこの級で最難関じゃないかと思うのです。

be動詞と一般動詞の変化、疑問文や否定文の作りの違い・・カオスですよね。

でも慣れます。大丈夫です。

学習というより訓練だ、という気持ちで、根気よく付き合ってあげて下さい。

プリントの続きは英検5級対策プリント 穴埋め問題・チャプター16~30からどうぞ。