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問題の内容は、テキストや過去問題からの引用がほとんどです。
答えは最後に載せています。
当ブログのプリントは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
16、できることを伝えよう(canの文)
このチャプターから1日分の問題が1問増えて、学習していない単語もしょっちゅう出てきます。
can と同じ文に入ったら最後、動詞は原形にならなければいけないところはしっかり覚えておきましょう。
過去問でそこを問う問題をよく見かけるので気をつけて下さい。
17、相手にお願いをしてみよう(Can you~? / Can I~? など)
このチャプター17に出てくる疑問文、16の疑問文とでは毛色が違うことをおわかり頂けるでしょうか。
16ではできるかできないか能力を聞いているのに対し、17ではこれお願いになってますね。
大事なのは人にお願いする Can you ~?と、自分がしたいとお願いする Can I ~?を混同しないようにすることです。
それには親子で言い合ってみることが一番定着しやすい方法かなと思います。
あ、こう言いたい時はこっちを使うんだと感覚まで落とし込めますので、ぜひお子さんとお願いしたりされたりのやりとりを英語で試してみて下さい。
18、お礼の気持ちを伝えよう(Thank you.)
「ありがとう」を軽く言いたい時は Thanks. で、「~してくれてありがとう」の時は for の後にしてくれたことを続けるということですね。
1つだけ気をつけてほしいことは、Thank you for ~のあとの~には、名詞か動名詞が入るということです。
Thank you for your help. (手伝ってくれてありがとう)
( your help は名詞)
Thank you for inviting me. (招待してくれてありがとう)
(動詞は ing をつけて動名詞に)
ここさえ頭に入っていれば大丈夫です。
よく使われる表現なので、これも親子で言い合って練習してみてもいいと思います。
このチャプター19に入るか入らないかのあたりで並び替え問題(A4の半分)を毎日の学習に追加することをおすすめします。
19、「何?」「どちら?」①(what, which の文①)
チャプター18と19の間にある「もっと!5級の重要単語・会話表現」で学習した単語や表現も取り入れて作成しました。
やっと疑問詞の登場です。
このチャプターは疑問詞 what 、which とbe動詞の疑問文の合体の学習ですね。
先に言っちゃいますが、この what と which を5級の問題への登場頻度で比べると、圧倒的に what が多いです。
最初はあまり意識してなかったんですが、プリントを作るとき過去問から which の問題を探すのに意外と苦労しました。
もちろん which を知らないのは困りますので学習は必須ですが、受験まで時間がないなどの場合は、 what の問題を重点的にこなす方が得点にはつながるかと思います。
疑問詞はリスニングでもポイントになってくるので、「 what =何」、「which =どっち」という意味は、問題の読み上げや答え合わせの度にお子さんに確認した方が無難です。
我が家の次女が5級に合格して4級の受験がせまってきたタイミングで、 what の意味を何気なく聞いた時答えられず、愕然としたことがあります。
おそらく文章で聞かれるとわかるということだと思うのですが、英文がどんどん複雑になっていくことを考えると、しっかり意味を理解しておくことはかなり大事だと思います。
文が what で始まっているということは、その答えは「物」や「こと」(名詞や動名詞など)だな、と瞬時に頭に浮かべることができるように何度でも練習しましょう。
20、「何?」「どちら?」②(what, which の文②)
このチャプターは疑問詞 what 、which と一般動詞の疑問文の合体の学習です。
一般動詞ですので三単現の s ( do → does )には注意しましょう。
あと「 what do you do ~」はもうよっく見ます。
do が2つあるので戸惑うお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、この文はまるっと「普段何してるの?」と覚えてしまいましょう。
(この問いを大人にすると、「お仕事は何ですか?」という意味になります)
あと which の問題は文中の接続詞の or の部分を問われる問題もまあまあの頻度で見かけます。
大人は予備知識があるのでこんなん間違うわけねーと油断してしまいがちですが、意外と盲点なのでしっかり学習しときましょう。
21、「何の~?」「どちらの~?」(<what+名詞>の文 / <which+名詞>の文)
なんと疑問詞と疑問文の間に名詞がしゃしゃり出てくるという奇怪な文法です。
予想問題の一発目の「 What day of the week is it today? 」も英語初心者には「は?」な疑問文です。
ただ模擬にこの文丸々出てきたのを何度か見たので、てかこれを並び替えろとかいう無慈悲な問題もあったので、涙をのんでそのまま覚えましょう。
ここではテキストに載っている「 what color 」、「 what sports 」、さっきの「 what day 」を単語帳とかを使って覚えましょう。
what time はチャプター29でがっつり出てくるのであまり触れなくて大丈夫です。
22、「だれ?」「だれの~?」(who, whose の文)
日本人が一番得意な疑問文はこの 「 Who are you? 」なのではないかと個人的には思うのですが、このチャプターは地味に難易度高めです。
だれなの?は分かりやすいんですが、だれが~するの?はあまり馴染みのない使い方です。
He wants soup. (彼はスープがほしい)
Mike goes to the park. (マイクは公園に行く)
My sister likes playing the piano. (私の姉はピアノを弾くのが好きだ)
この太字の主語を Who に変えると、それぞれの意味が(誰がスープがほしいの?)、(誰が公園に行くの?)、(誰がピアノを弾くのが好きなの?)になります。
と、覚えて慣れてしまえば簡単な文法でもあります。
ポイントは Who に続く動詞は s がついているところです。
あとこの whose も、使い方を覚えるのにうちの娘たちも苦労しました。
この whose と名詞の後に続くbe動詞の疑問文の形もうっかり間違えるポイントです。
特にこれが複数形になると途端に聞き馴染みがなくなってとっつきにくくなります。
何度も練習しましょう。
またこれも会話で使いやすい疑問文なので、親子で言い合って印象づけるのもいい作戦ですね。
23、「いつ?」(when の文)
この when はこれ自体の使い方より、その答えの豊富なバリエーションを覚えることがちょっと大変です。
筆記だけでなくリスニングで出題されることもよくあり、「いつ」の答えに合った選択肢をきちんと選べることが求められます。
曜日なんかは分かりやすいんですが、 before dinner とか、 after school とかは子供からすると分かりにくいようなので気をつけましょう。
24、「どこ?」(where の文)
where も when 同様、答えのレパートリーをしっかり覚えましょう。
もし忘れているようならもう1度前置詞のイメージを確認して、場所とくっつく正しい前置詞を選べるようにしましょう。
よく見るのは at home の at を選ぶ問題です。
あと前置詞だけで判断しないように、続く名詞も忘れずに覚えてもらって下さい。
25、天候や手段をたずねよう(how の文)
実は what より表現の幅が広いこの how 。
天気を聞く場合の How is the weather? はよく見かけるので、丸覚えしてもらいましょう。
その答えは sunny だけでも十分伝わるのですが、会話文の中でIt’s なしの形で天気が登場したところには、私が過去問を見てきた中では今まで遭遇したことがありません。
主語にあまり重きをおかない日本語からすると、無生物の天気にわざわざ主語つけるとか何事?となる気持ちもよくわかりますが、この It's の文で慣れることをおすすめします。
あと「学校はどうやって行くの?」みたいな疑問文に答えるときは By ~で、と書いていますが、歩いていくと言いたい場合は I walk. であることは確認しておきましょう。
小さいお子さんの場合は聞いたことをそのまま覚えてくれるのでいいのですが、ちょっと英語をかじった中学生のお子さんとかになると、 By feet などと間違って覚えてしまいかねないので注意しましょう。
27、数や値段をたずねよう(how many, how much の文)
チャプター26は数字のみのチャプターのためプリントは作らず、その代わりに当ブログオリジナルチャプター30として疑問詞と数に焦点を当てたプリントを作成しました。
チャプター25と26の間にある「もっと!5級の重要単語」の主な内容は、チャプター30で復習できます。
学習の序盤から単語帳で数字、曜日、月に取り組んできた方は、もうこのあたりになると単語を見るだけで英語で発音できるまでに仕上がっているかと思います。
例えば数の場合、5= five =ファイブ(音)=ご(音)と、全部がイコールでつながるように何度もくり返し練習しましょう。
How many ~?と How much ~?の使い分けは、数えられるもの(可算名詞)が many で、数えられないもの(不可算名詞)が much を使って、どれぐらいあるの?とたずねます。
この数えられる名詞と数えられない名詞について深堀りしている記事も書いていますので、英語への理解を深めるためによければ目を通してみて下さい。
28、年齢や長さなどをたずねよう(how old, how tall, how long の文)
このチャプターは、 old、tall、long、の形容詞を覚えていれば、そこを聞いてるんだなと理解するのはそんなに難しくないです。
テキストでは How old ~?で聞かれて~ years old. と答えたり、How tall ~?で聞かれて~tall. と答えたりしてますけど、そんな分かりやすいサービス問題、本番で出してくれる率は極めて低いです。
そこをあてにせず、ちゃんとどの疑問文にどんな答えがぴったりなのか整理して覚えてもらいましょう。
How old → 年齢(I'm 13. とか He's twenty-three. とか、私は、彼はなどに数字がくっつくシンプルな形)
How tall → 高さ(答えに centimeters、meters がつく)
How long → 長さ(答えに centimeters、meters に加えて、時間の長さ場合は hours、minutes などがつく)
ちなみに How old は、人の年齢だけではなく建物などの古さについても聞くことができます。
29、時刻をたずねよう(what time の文)
もう数字が英語のつづりで問題に出てくるのは慣れましたかね。
単語を見て数字だとわからないと、このへんの問題の難易度は爆上がりします。
そこさえクリアしていればこの What time なんかはかなり簡単になります。
気をつけるポイントがあるとすれば、What time の疑問文の答えで「for」は使わないということぐらいです。
for ten hours.、これは10時間で、at ten. 、こっちが10時です。
What time はピンポイントで時刻を聞く疑問文なので、引っかからないように注意しましょう。
30、疑問詞と数(レモドリのオリジナルチャプター)
チャプター25と26の間にある「もっと!5級の重要単語」の主な内容と、チャプター29の後にある「もっと!5級の重要単語」の単語も取り入れて作成しました。
このプリントに毎回でてくる月の問題は、どれかの形で本番での出題の可能性が高い問題です。
つづりを見て何月なのか分かること、リスニングのためにもつづりを見て発音できることはマストです。
あとたまにこの月の問題を並び替えろとかも出るときがあるので、もし余裕があればこの文の形を丸覚えしてもいいと思います。
さらに疑問詞についてはどの疑問詞が何を聞いているのか、その答えはどう答えるのかを頭の中で整理できて、しっかり正しい答えが選べるようになるまで何度でも練習しましょう。
お子さんの理解が曖昧な場合は、テキスト81ページに疑問詞をまとめてくれているので、何度でも確認しながら理解してもらいましょう。
このへんを頭の中で整理できているとリスニングも楽になります。
答え
全チャプターの学習、大変お疲れさまでした!
ここまで来ると英検の本番はもうすぐですね。
並び替え問題やまとめのプリントも作っていますので、そちらもぜひ活用して5級合格をより確実なものにしていって下さい。