英検4級対策プリント チャプター後半

すべてダウンロード無料でご利用頂けます。

当ブログのプリントはテキストの補助として使って頂くように作っています。

こちらも5級と同じように学研の「英検〇級をひとつひとつわかりやすく。」(監修:山田暢彦)シリーズのテキストをもとに作成しました。

配布される場合などは1度「利用規約」に目を通して頂き、ルールを守ってご利用下さい。

あとこちら素人の手作りプリントなので、ミスプリやデータの破損、リンク切れなどが起こる可能性があります。

できる限りそのようなことがないように作っていますが、もし発見した場合はお問い合わせよりご一報頂ければ助かります。

当ブログのプリントは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

9、形容詞を使った熟語(重要熟語④)

このチャプターも前置詞への理解があればかなり楽になります。

「前置詞のイメージ」

さらに5級でもあっさりと出てきました、a cup of ~や a glass of も一緒に思い出しましょう。

英語は日本語に比べてかなり数や量に厳密な言語なので、1杯のコーヒー、1杯の水などとわざわざ表現します。

他にも a piece of cake(1切れのケーキ)や、a slice of bread(1切れのパン)、a pair of shoes(1組のくつ)、a couple of days(2、3日)などと、挙げればきりがないほどこのテの熟語は出てきます。

しかも全部頻出熟語です。

もう丸覚えするより先に考え方を理解した方が早いです。

言いたいのです。

英語様は1切れのケーキと。

そうでないと、1切れなのか2切れなのか、はたまたホールでいくのか不安なのです。

お前ケーキ買ってくるって、たった1切れかよ!!

などという小さな誤解から生まれるいざこざを、世界から無くしたいのです。

「いやいや、にしてもそれ言うために3単語も使う?」の心を封印し、世界平和に貢献しましょう。

10、「時」「場所」を表す熟語(重要熟語⑤)

前置詞のイメージを理解した上で、for the first time や all over the world などはもうそのまま丸覚えしてしまいましょう。

出てくる熟語はどれも日常会話でも必須の頻出熟語なので、単語帳を駆使するなどしてなんとか攻略して下さい。

15、to+動詞の原形、動名詞(不定詞、動名詞<動詞のing形>の使い方)

動名詞よりバリエーションが多いので不定詞の方が難敵です。

特に見落としがちなのが、to+動詞の原形で、「~すること」という意味になるという一番シンプルな使い方です。

To eat fruit is good for health. (果物を食べることは体にいい)

My dream is to be a doctor. (私の夢は医者になることです)

want や like と一緒だと違和感がないのに、こんなふうに出てこられるとちょっとびっくりしますよね。

この使い方ならまだ動名詞の方がしっくりくるので忘れがちですが、不定詞も同じような役目があることを覚えておいて下さい。

16、文と文をつなぐ語(いろいろな接続詞)

こちらも頻出の接続詞です。

英語は大事なことを先に伝え、あとから優先順位にしたがって情報をくっつけていく言語ですが、この接続詞が文頭にきて文が始まる場合もあります。

和訳しても大きな違いはないので慌てずに受け入れましょう。

17、比べる言い方(比較の文①)

過去形、未来形に続いてこの比較の文が4級でのポイントになります。

ただ、ここをがっつりテストされる問題はリスニングをあわせても、出て4問程度なので優先順位はそこまで高くありません。

が、英語を習得する上では避けて通れないポイントなので、慣れるまで何度も学習しましょう。

18、注意すべき比較の文(比較の文②)

ただ比較級と最上級の文を覚えておわりではなく、このチャプターに出てくる「同じくらい」という言い方や疑問文への取り入れ方など、意外と奥が深いのがこの比較の文です。

as にはさまれた形容詞は元の形のままであることや、better・best、more・most の使い方を何度も学習して慣れていきましょう。

19、語順に注意する文型(SVC・SVOOの文)

S だの V だの O だのと言われると、眠たくなるのは私だけではないはずです。

私たちは英語博士になりたいわけではなく英語を手段として使いこなしたいだけなので、いちいち C かな? O だっけ?などと考える必要はありません。

ネイティブもそんなことを考えながら話しているわけではありません。

日本人の感覚としては、I gave ときたら a present と続けたくなるところが、先に him がきて、なんだか him を give するみたいな感覚に陥る、そんな日本人泣かせな文が英語では一般的であることを覚えておきましょう。

中学英語では今だに変換しろみたいな問題がありそうですが、この I gave him a present. という文、日本人がしっくりくる、I gave a present to him. と書き換えることができます。

書き換えたところでほとんど意味は変わりませんが、him が最後にくることで、「彼に」を強調した文になります。

ネイティブはこの「誰に」の部分を強調したいときに to him が最後にくる文の形を使うようです。

私も最初は、じゃあもうこの最後に to him がくる文だけ覚えればよくね?と思っていたのですが、この I gave him a present. の文の形、慣れるとめちゃくちゃ使いやすいです。

というのも、テキストにはありませんが、同じ文の形で let(~させる)の文がものすごく使いやすいんです。

「教えて」と言いたいとき、Can you ~?を使うより、Let me know. と言ったり、「試させて」を Let me try. 、「予定確認するわ」を let me check my schedule. 、「説明させて」を Let me explain. 、、などなど。

相手の許可をとることなく、失礼なく自分がしたいことを伝えられるのでかなり重宝します。

最初は変な感じがする文型ですが、訓練して身につける価値はあります。

これも何度も学習しましょう。

21、許可・依頼の表現

ここからは、ほぼ5級のおさらいの会話表現です。

リスニングにも影響してきますので、しっかり思い出しましょう。

このチャプターでは、Can I ~?と Can you ~?の使い方がごっちゃになることがよくあります。

Can I ~?は自分がしたいときに使う表現で、Can you ~?は相手にしてほしいときに使う表現です。

さらに知らない人や目上の人にはより丁寧な、Could や May を使って表現します。

22、すすめる・誘う表現

Do you want ~?も Would you like~?も、to をはさむことで動詞とくっつき、「~をしませんか?」のような表現になります。

この to を選ぶ問題や、to のあとの動詞の形を選ぶ問題も過去に出題されたことがあります。

to のあとの動詞は原形であることもしっかり覚えておきましょう。

23、提案・感想を聞く表現

主に How を使った表現です。

ちなみに、 How about ~?と同じように使われることもある What about ~?もありますが、この2つには意外と明確な違いがあります。

How about ~?は相手に勧めたり提案したりするときに使うのに対し、What about ~?は「~はどうなるの?」と指摘するときに使います。

例えば、学校から帰ってそっこーでゲームしている子供に、「What about your homework?(宿題はどうなってるの?)」や、世界一周するぞと意気込む夫に、「What about your job!?」(仕事はどうなるの!?)」などとつっこみます。

他にも What about ~?は、相手に質問されたとき、同じ質問を返す際にも使えます。

この What about ~?の2つ目の使い方が、How about ~?と What about ~?が混同されるゆえんだと思います。

しっかり違いをおさえておきましょう。

24、what の疑問文

疑問文の頭に what がくっつくだけの文かと思いきや、What club ~?(何のクラブ?)や What kind of ~?(どんな種類?)などと英語学習者を悩ませるパターンが多いチャプターです。

でもそのあとにはちゃんと見慣れた疑問文が続きますので、落ち着いて淡々と、慣れるまでしつこく取り組んでいきましょう。

25、人や理由のたずね方

who、whose、why の疑問文です。

何を聞くときにどの疑問詞を使うのか。

ド基本でありかなり重要な部分ですが、我が子もそうでしたが、子供はこのへんが曖昧なことが多いように感じます。

何度でも確認して記憶に定着させてもらいましょう。

what・・・何(ものや動作などを答える)

who・・・だれ(人の名前などを答える)

whose・・・だれのもの(~のもの、と答える)

why・・・なぜ(理由を答える)

where・・・どこ(場所を答える)

when・・・いつ(時間や日にちなどを答える)

which・・・どっち(どちらか、もしくはどれかを選択して答える)

How・・・どう、どうやって(やり方や様子を答える)

26、時・場所のたずね方

上記の when、where に加えて、what time の使い方を復習します。

ポイントはその疑問文に答えるときに使う前置詞です。

前置詞のイメージも、もう1度しっかりつかんでおきましょう。

「前置詞のイメージ」

27、そのほかの how の疑問文

how は「どう、どうやって」の意味を持つ疑問詞ですが、ここで地味にやっかいなのは How often ~?でしょうか。

やっかいな理由は、その答えに1番なじみがないからです。

Once a week(週1回)、Twice a month(月に2回)などと、前置詞の知識だけでは太刀打ちできない単語たちが出てきます。

ちなみに2回以上は、three times(3回)、four times(4回)・・・と表現します。

もう訓練あるのみです。

何度でも練習しましょう。

つづきである「まとめ問題」のプリントの制作にとりかかっています。

全チャプターからの出題と、新しく4級に加わった長文読解の問題に対応した内容に仕上げる予定です。

もうしばらくお待ちくださいm(__)m

我が家の英検4級の体験談の記事もぜひ参考にしてみて下さい。

失敗!成功!英検経験談③~4級・長女ここ編~

失敗!成功!英検経験談④~4級・次女むぎ編~